こんにちは!
社員や組合員の交流や一体感作りを目的とした社内イベントや組合イベント向けに、コロナ禍でもオンラインやリモート環境でお楽しみ頂ける、マジックイベントプログラムをご提案しているイベント会社代表の藤川です
一見 意味がないように思われる「雑談」。
コロナ禍で社内や職場のコミュニケーションや働き方が大きく変わった今日、「雑談」による効果を見直す動きが高まっています。
雑談には、気軽に会話できる関係を作れたり、ストレス発散や、助言やアドバイスが得られるなど多くのメリットがあります。
今回は、テレワークやオンラインの導入や、ソーシャルディスタンスにより、社内や職場で、直接的なコミュニケーション機会が少なくなり、改善策やアイデアをお探しのご担当者様に、
オンラインやテレワークで、「雑談」機会を増やす4つのコツをご紹介します。
目次
心理的安全性とは?
心理的安全性とは、組織行動学のエドモンドソン教授が提唱した心理学用語で、
「チームの他のメンバーが自分が発言を拒絶や恥じたり、罰をあたえるようなことをしないという確信をもっている状態。チーム内では発言や私的によって人間関係が悪くならず、安全な場所であることが、メンバー間で共有されていること」
と定義されています。
例えば、社内や職場であれば、
上司や同僚などに発言しても、反応を怖がったり恥ずかしいと感じず、また、人間関係が壊れたり処罰を受ける心配が無い、「誰もが安心して発言や行動ができる職場環境」を、心理的安全性が高い社内や職場ということになります。
心理的安全性が高い社内や職場のメリットとは?
心理的安全性が高い社内や職場は次のようなメリットがあります。
- 職場内での対話や会話が増えてコミュニケーションが活発になる
- 職場内コミュニケーションが円滑になり、問題を未然に防いだり課題を解決できる
- 職場のメンバーの強みが発揮されて生産性が向上する
- 仕事上の失敗の共有が迅速になる
- 発言しやすく、孤立しないので職場への愛着感が増し、ハラスメントや退職リスクを回避できる
しかし、コロナ禍、テレワークやオンラインの導入や、ソーシャルディスタンスにより、社内や職場で、直接的なコミュニケーション機会が少なくなり、心理的安全性を高めるきっかけづくりが難しい状況です。
そこで注目を集めているのが、「雑談」です。
「雑談」は、気軽に発言をしやすくなったり、関係性が良くなる効果がありますので、心理的安全性を高めることに貢献できます!
【雑談の効果】雑談は自分自身にとってプラスになると回答した人が8割!
実際、「雑談」には、どのような効果があると感じているのでしょうか?
一般社団法人日本能率協会が行った「職場メンバーとの雑談機会と効果」についての調査によると、
職場メンバーと「雑談」することは
- 「生産性を高める」「創造性を高める」ことにつながっていると回答 6割超
- 「人間関係を深める」ことにつながっていると回答 7割超
- 自分自身にとって「プラス」と回答 8割
と、「雑談」へのメリットが数字に表れています!
このように、職場においては雑談を「プラス」と捉える人が多く、コロナ禍でテレワークやオンラインの導入されたり、ソーシャルディスタンスなどで働き方が激変し、フェイスツーフェイスのコミュニケーションが困難な今日、「雑談」の効果を再認識する結果となっています。
ビジネス上の「雑談」の効果
また、雑談には、このような効果があると言われています!
業務の生産性をアップ!
- 雑談により、相手に対する信頼や安心感が高まるなど人間関係が作られ、コミュニケーションが円滑に。
- 仕事に対するモチベーションもアップしますので、業務の生産性の向上への貢献が期待できます。
気軽に話ができる関係を作れる!
- テレワークやオンラインでは、業務外のちょっとしたことを聞くのに抵抗感を感じてしてしまいがちです。
- また上司や先輩との関係が出来ていない若手や、元々、自分から話しかけるのが苦手な社員などは、それによって、悩みや課題を相談できず、抱えてしまうことも少なくありません。
- オンラインやテレワーク環境の中でも、気にせず雑談できる機会を設けることで、気軽に話ができる関係を作ることができます。
オンラインやテレワーク環境で、「雑談」機会を増やすつのコツ
では、テレワークやオンライン環境で、社内や職場に雑談機会を増やす4つのコツをご紹介します。
1.挨拶の時に雑談をする+それをルール化する
テレワークやオンラインでは、わざわざ雑談をするために連絡を取るのが気が引ける方と、わざわざ雑談機会を作ることはハードルが上がってしまう方もいます。
そこで、《挨拶時と雑談をセットにすること》です。
業務などの連絡時の挨拶とともにさらっと雑談・・・であれば、わざわざ時間を取ってもらう必要が無く、すぐに実践も可能です。
さらに、「雑談」をしやすくするコツは、
業務などの《挨拶の時に雑談》を盛り込むことルールにしましょう!
ルール化することで、雑談が悪と感じてしまう心情が薄れますので、積極的な雑談が期待できます。
雑談のヒント
でも、何を話したら・・という方には、「き・に・か・け・て・い・ま・し・た」を覚えておきましょう!
簡単に雑談テーマが思いつき、コミュニケーションを円滑にします。
- き・・気候(今日の寒さ、今年一番らしいですね)
- に・・ニュース(ネットニュースの〇〇、みました?)
- か・・環境や自然(もう紅葉が始まったらしいですよ)
- け・・健康、美容(〇〇さんはいつもスマートですね。何かされています?)
- て・・天気(今日は午後から雨らしいですよ)
- い・・衣装やファッション(いつもお洒落ですよね。とてもお似合いです)
- ま・・街の話題(渋谷駅に大きな商業施設ができるらしいですよ)
- し・・趣味の話(お休みはどんな事をされれいるんですか)
- た・・旅の話(今度、旅行に行こうと思うのですが、おすすめを教えてください)
2.上司と部下の1on1のオンラインや対面のミーティングの頻度を積極的に増やしましょう!
1on1で行うオンラインや対面のミーティング機会をふやしましょう!
テレワークやオンラインが進むことで、業務の相談機会が作れず、社員が抱えてしまっているケースもあります。
しかし、コミュニケーションが円滑にならず、問題や課題の顕在化が遅くなると、プラスになることはありません。
そこで、テレワークやオンラインが進む現代では、
- 直属の上司
- 他部署の上司
- 社内メンター
と、1on1で行う、オンラインミーティングや雑談機会の頻度を積極的に増やすことで、コミュニケーションを円滑にします。
上司へ話がしやすい環境が自然と生まれますので、<社員が悩みや課題を抱えてしまうケースの低下>が期待できます。
3.雑談は仕事や業務である! 堂々と雑談できる風土を定着させましょう!
「雑談は仕事や業務!」
部署のミーティング機会やスケジュールに雑談タイムを組み込むなど、業務中に雑談する機会を作り、堂々と雑談できる風土や仕組みを定着させることを行ってみましょう。
また、チャットツールを使っている場合などは、制限を設けないカジュアルなオンライン上の雑談機会を作ったり、オンラインランチ会を開催し、昼食機会に雑談できる機会を作ることで、社内や職場に雑談できる風土や仕組みを定着させることにつながります。
4.オンラインやリモート、テレワーク環境で楽しめる参加体験型の社内イベントを開催する
ZoomやTeamsなどをのオンラインシステムを活用した、社内イベントや社内レクリエーションを開催することも、「雑談」機会を増やす方法です。
オンラインのイベントの企画のコツは、一方的聞くだけ、見るだけのオンラインイベントではなく、参加者が自ら手を動かして体験できたり、他の参加者とチームやグループを作って一緒に取り組むなど、
参加者が主体的になり、物理的に会話や対話などのコミュニケーションが生まれる仕組みがある、《参加体験型のオンライン社内イベントやオンライン社内レクリエーションの開催》がお勧めです!
コミュニケーションを生み出すアイスブレイク関連の参考記事: |
また、弊社では、弊社では、「全員で行う」「見るだけじゃなく、参加体験型」のマジックを使った社内や職場のイベントや組合レクリエーション向けのオンラインイベント企画をご提案し、社員同士の交流機会をお作りしています。
以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。